MG_L16-17-18
文法メモ Mémos grammaticaux
辞の ne 」が用いられます。 Je crains que Marie ne soit malade. 「マリが病気ではないかと心配している」。 3. 独立節で用いられる接続法は願望や命令などを表わ します。 例: Vive la France! 「フランス万歳 ! 」 Qu’il entre ! 「入りたまえ!」
4. 現在分詞を前置詞 en とともに用いると、動詞を修飾 する副詞のような役割になって、同時性、原因、条件、 譲歩、手段などを表わすことができます。このような現 在分詞の使い方をジェロンディフと呼び、主語は常に主 節の主語と同じです。 J’ai vu un garçon en traversant la rue. 「通りを渡ってい るときに、私は少年を見た」。 ■ ポイント 1 :もっと詳しく … 1. 主文の動詞に対して完了した行為を表現するために 現在分詞を複合形で用いることがあります。複合形は avoir 、 être の現在分詞と本来の動詞の過去分詞で作るこ とができます。 avoir 、 être 」 の選択や、 être を用いた 場合の性数変化は他の複合形態の時制の場合と同様で す。 例: Ayant fini mes devoirs, je sortirai avec mes amis. 「宿題をし終えたら、友達と出かけよう」。
Ex. 下線の動詞を適切な形に書き改めて、文を書きまし ょう。 ① Je doute qu’il venir à huit heures.
② C’est le meilleur restaurant que je connaître.
(→ 解答は 21 ページ)
Leçon 18 現在分詞・ジェロンディフと単純過去形 Le participe présent, le gérondif et le passé simple → 教科書 pp.80 – 83
Ex. 次の文を現在分詞を用いた文に書き改めましょう。 ① C’est une fenêtre qui donne sur la mer.
② J’ai rencontré Marie qui avait terminé son travail.
■ ポイント 1 のメモ Mémos Point 1 : 【現在分詞とジェロンディフ】
(→ 解答は 21 ページ) _______________________ ■ ポイント 2 のメモ Mémos Point 2 : 【単純過去形】 1. 歴史書や物語などの書き言葉では、事件や出来事を 語るとき複合過去形に代わって単純過去形が使われま す。 2. 活用は複雑ですが、おおむね aimer, finir, avoir, être, venir の単純過去形の活用タイプいずれかに準じます。
1. 多くの場合、直説法現在一人称複数形つまり nous の 活用から語尾の -ons を取り除き、代わりに -ant を付ける と現在分詞になります。例外的な動詞もあるので注意し ましょう。 2. フランス語の現在分詞は名詞を修飾する形容詞的役 割を果たし、関係代名詞節に代わることができます。た だし主語を修飾することはできません。 J’ai vu un garçon traversant la rue. 「通りを渡る少年を 私は見た」。 = J’ai vu un garçon qui traversait la rue. 3. 分詞構文として同時性、原因、条件、譲歩などを表 わすことができます。またそれ自体の主語を持つ絶対分 詞構文を作ることもあります。 例: Travaillant bien, tu pourras réussir à cet examen. 「よ く勉強すれば、君はこの試験に合格できるだろう。」 Son professeur étant sévère, il doit travailler sans cesse. 「先生が厳しいので、彼はたえず勉強しなければ なりません。」
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