CF teachers manual L1-14

THÈME 11 Le monde du travail

OBJECTIFS •

culture : le monde du travail (plus précisément de l’entreprise) • vocabulaire : le travail et l’entreprise • grammaire : le comparatif

LE TEXTE (p.38)

LES PREMIERS MOTS 1. une entreprise : 会社、企業 2. un(e) employ é (e) : 従業員、社員 3. un(e) coll è gue : 同僚

7. un salaire : 給与、賃金 8. un contrat : 契約、契約書 9. un droit : 権利 10. une formation : 研修 11. une carri è re : キャリア、職業(の道) 12. la retraite : (定年)退職、年金

4. un(e) sup é rieur(e) : 上司 5. un patron : 社長、経営者 6. une é quipe : チーム

LA TRADUCTION まず 、フランス人が 日本人ほど 長く働かないというのは本当で す。フランス人は週当た りの労働時間が より短く、より多くの有給休暇を取り(少なくとも年に 5 週間)、より 早く定年退職します( 2023 年で は、平均 61 歳)。 しかし労働に関するこの 2 つの文化の違いを特に示すのはその組織(構造)で す。一つ には、フランスで は、新入社員向けの研修が 必ず しもあるわけで はありません、なぜ な ら一般に、彼らの仕事は彼らが 学んだ ことによるからで す。他方、彼らが いつも序列の 下位からスタートするとは限りません。彼らのポストは多くの場合、年功序列よりも学 位によります、そして自分よりも年上の人のチームを率いることが ありうるので す。 この運用形態が もたらす影響・結果はたくさんあります。 昇進の可能性が やや低いため、自分の上司や社長に対する連帯感が 他社で 同種のポスト に就いている人に対してよりも希薄なことが よくあります。自分の会社と「結婚してい る」とも思っていません。反対に、自分の権利と契約書の条項を主張しなが ら、仕事と 私生活を明確に分けています。有給休暇はすべ て使いますし、定時に退社します、残業 代が 支払われるよう要求します、そしてストライキの権利を行使します。それから自分 のキャリアアップのために会社を変えることや、場合によっては、自分の新しい給料を 交渉することさえ、あまりためらいません。 こうした会社に対する目に見える無関心やより短い労働時間にもかかわらず 、フランス 人の生産性は高いので す。この矛盾は、労働時間が しば しば 密度の濃いもので あること や、成果に対するプレッシャーが 大きいという事実によって説明されます。そのうえ、 一部のフランス人は自分の仕事が ストレスのかかるものだ と感じ ています、わず かな時 間にやるべ きことが 多すぎ るからで す。そのため様々な方法で 、従業員の生活を楽にし ようと試みる会社が ど んど ん増えています。たとえば リラックスで きる活動、スポーツ ジ ム、職場の託児所、そして特に新型コロナウィルス感染症の流行以降はテレワークが あります。

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