CF teachers manual L1-14

THÈME 10 Les études

OBJECTIFS •

culture : les études des Français vocabulaire : les études et les métiers

• grammaire : les différences du français écrit

LE TEXTE (p.35)

LES PREMIERS MOTS 1. l' é cole primaire : 小学校

7. un cours : 授業 8. un examen : 試験 9. un concours : 選抜試験 10. une faute : 間違い、誤り 11. une note : 成績 12. un dipl ô me : 免状、学位

2. le coll è ge : 中学校 3. le lyc é e : 高等学校 4. l'universit é : 大学 5. un(e) é l è ve : 生徒 6. un(e) é tudiant(e) : (高等教育の)学生

LA TRADUCTION フランスの小学生、中学生、高校生の経験は日本の生徒たちの経験とあまり似ていませ ん。たとえば 、学校にはほとんど クラブが ありませんし、授業の後の「塾」もありませ ん。試験で さえ違うので す、というのもクイズ はありません。質問に答えるのに、生徒 は文を、さらには長文も書かなくてはなりません。そしてもし成績が 良くなければ 、留 年を余儀なくされる場合が あります。 高校の終わりに、フランスの生徒たちはバカロレアを受験します、これは国家試験で あ り、これにより、生徒たちは続いて「学生」になることが で きます、つまり高等教育を 受けることが で きるので す。 半数以上はそこで 「大学( la fac )」へ行きます。大学へ入るのは比較的簡単で す、なぜ なら日本のような入学選抜試験も大学のランク付けもないからで す。その代わり、学位 を取得するのは困難で す、なぜ なら試験は(合格するのが )厳しいからで す。 50% もの 学生が 1 年次から不合格になることもあります!他方、大学で 学士号や修士号、さらに は博士号を取得した若者にさえ、企業はあまり興味を持ちません、というのも企業は多 くの場合、そうした学生の受けた教育を理論的すぎ ると考えているので す。 そのため、多くのバカロレア合格者は特定の職業に就くための教育を行う学校へ入る方 を好みます、たとえば 技術者、エンジ ニア、セールスパーソン、建築家、看護師といっ た職業で す。彼らの教育課程には、企業で のインターンシップが 含まれており、それに より彼らは仕事のやり方を学ぶ ことが で きます。 最後に「グ ランド ゼ コール」が あります。そのうちの一部は特に権威が あり、非常に難 しい入学試験によって、少数の学生を選抜します。たとえば 、フランス理工科学校はエ ンジ ニアを養成するのに対し、パリ高等師範学校はど ちらかというと教員・研究者を養 成します。 フランスの教育制度は長い間、非常に効果的な「社会的地位向上の手段」としての役割 を担ってきました、なぜ なら一般に、フランスの教育制度はほぼ 無償で あり、また奨学 金により、最も貧しい人も教育を受けることが で きるからで す。しかし今日で は、しば しば 批判されています。一方で は、この教育制度はもはやその役割を果たしておらず 、

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